猫ちゃんは大人になると鳴かないの?

筆者が、以前に同居していた猫ちゃんの名前は「ニャーリン」です。もともと、この子は友達の家で暮らしていたのですが、先代猫さんとの相性が悪く、話し合った結果、わが家でひきとりました。
その時、すでにこの子は、ニャーリンちゃんと呼ばれていました。後に、名前の由来を訊くと「とにかく、よく喋るからね」と言われて納得したものです。
猫ちゃんは「ニャー」「ミャーオ」と鳴き声をあげて、わたし達と会話をしているのだと考えていました。
ところが、獣医師によると、本来なら「ニャンニャン」鳴くのは子猫だけ。大人になると甘え声は出さなくなるそうです。
なぜでしょうか。

その① 鳴き声は、母猫とのコミュニケーション
生まれてまだ間がない子猫は、まだ自分では何もできません。そのため、お腹がすいたときや、寒いとき、さみしいときは、独特の鳴き声を出して、親猫に感情を訴えます。
つまり、「ニャーオン」は直訳すると「お母さん、もっと僕にかまって」という意思表示なのですね。
そんな子猫の声を聞いた母猫は、マリア様さながら献身的に子猫にかまってあげてるのです。

その② 成猫になっても鳴く理由とは?

「ニャーリン」が家にきたとき、避妊手術も終わった大人の猫ちゃんでした。
ところが、朝起きると「ミャーン」と挨拶をしてくれ、人間の家族と一日中ずっと、おしゃべりをしていたものです。
野生の猫さんは、自立すると鳴かなくなりますが、家猫の場合は、人に対して生涯、子猫の頃と変わらない声を出すのは、どうやら、わたし達を親猫のように思ってくれているからなのでしょう。

その③ 進化したから?

ところが、人間と意思疎通をはかるには「鳴き声をあげること」が効果的な方法だと学習したのではないか、という意見も。
昭和中頃までは、公園や空き地で生活していた猫ちゃん達は、現代社会の手厳しさを思い知らされ、人間の空間で生きていく知恵を身につけた結果、成猫になっても、子猫のときと同じような鳴き方をするのかもしれません。

「ニャン」と、ひと声発するときもあれば、「ニャーオーン」と長く鳴く日もあります。猫ちゃんは、いったい、どんなことをお話ししてくれているのでしょうか。

母猫・父猫になることはできないけれど、親になった心で受けとめたいものですね。

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有友紗哉香

有友紗哉香

投稿者プロフィール

一九八二年 岡山県玉野市生まれ。 同市在住。
歌誌「短歌人」に「有朋さやか」の筆名で、毎月出詠中。

はじめての猫は、ジャパニーズ・ボブテイルの「ニャーリン」。
現在は、アビシニアン風のミックスキャット「愛」と同居しています。
ちなみに、有友が、愛ちゃんを飼っているのではなく、あくまでも、猫さんに飼ってもらっていると信じている、駆け出しライターです。

ブログ:山あり谷なしの読書体験記

http://yamaaritaninasi.seesaa.net/

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