猫を天国へ見送る・その4

◆以前と同じ方法での「別れ」◆

私自身、これまで2匹の愛猫を天国に見送りました。お葬式をして、お骨を引き取って、今もお骨と一緒に暮らしています。

1匹目の「長男」を送って、その後は「長女」「次女」の2匹と暮らしました。猫を失った心の傷は、猫が治してくれたと思います。それだけ猫との暮らしというのは幸福で心温まるものです。「うちの子はかわいいな。今はなき、あの子もかわいかったな」と、いなくなった子を思い出にできたのは、猫たちのおかげです。

そして数年後、「長男」なきあと我が家に迎えた、元捨て猫の「次女」をなくします。別れの方法は「長男」のときと同じでした。「次女」は捨てられてボランティアの方によって「里親募集サイト」に載っていたのを見つけて出会ったので、年齢不詳でした。獣医さんの見立てでは天国に行ったときに8歳前後だったようです。年を取って死んだのではなく病気で、という形だったので、私たち家族の落ち込みようもひどいものでした。

◆お葬式の費用やメリット◆

「次女」も「長男」と同様、お寺と火葬の施設が一緒になっている場所でお葬式をあげ、お骨を拾って自宅に持ち帰って供養、という形をとりました。費用は「5万円」。これを「高い」と思う方もいると思います。私たち家族にとっては「高い」ものではありませんでした。深い悲しみに一応の整理をつけるために、落ち着いた静かな環境で形のしっかりした「別れの儀式」ができるメリットがあるからです。

「次女」を送ったときは看病の疲れや病気で失った悔しさがありショックも大きく、自分自身、しっかりしていたとはいいがたい状況でした。だから、以前の経験があったことが助けになりました。同じお寺だったので、お寺のほうでも記録をしておいてくれて助かりました。

家族として一緒に暮らした2匹のほかにも、事故で命を落とした子を同じお寺にお願いして「うちの子」として送った、という経験があります。3匹です。お葬式に行くのではなく「引き取りに来てもらい合同葬で送る」という形で、費用は「1万円」でした。

愛猫を天国に送るにも、さまざまなやり方があります。費用もそれぞれです。選ぶのは飼い主であり、飼い主が、どうやって心の整理をするか、ということが大事です。納得のいく見送り方を考えてみるといいのではないでしょうか。

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竹内緑水

竹内緑水

投稿者プロフィール

編集・ライティングの仕事13年目のフリーランスライター。猫と一緒に暮らして6年目の猫好き。仕事も猫も生きがいです。猫の専門家ではありませんが、友人知人に「あの人といえば猫好き」といわれるくらいには猫を愛していますので、猫の情報を集めるのは得意です。編集者・ライターは情報を整理してわかりやすく伝えるのが使命。たくさんの方に猫と暮らす素晴らしさと猫関連の役に立つ事柄をお伝えできたらと思っています。

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