猫を天国へ見送る・その1

◆猫は人間を置いていってしまう◆

私は、これまで(本記事執筆時2015年5月現在)3匹の猫を「うちの子」にしました。うち2匹は、天国に行きました。我が子のように、いえ、我が子と思って一緒に暮らしている猫の最期を看取り、見送るのはつらいことです。でも、これこそが飼い主としての責任です。飼い猫は、今の飼育環境では20年以上、生きることも珍しくありません。人間の家で人間の家族として暮らす猫なら、その生を終えるまで人間が守ってあげる、というのが当然です。

◆責任を持って猫を看取る◆

人のほうが猫よりも長く生きる、というのは決まっていることで、逆らえません。責任を持って猫と暮らすなら、はじめから「最期を看取る」覚悟を持っていないと。この順番が逆になるほうが悲劇です。人が残されたら、見送ってあげて思い出と暮らすことができますが、猫が残されたら……。残された猫は「ほかの人に引き取られてほかの家の猫になる」なら、まだ幸せです。ところが、行き場がなくなる猫もいます。なき飼い主の関係者の無理解によって外に出されたら「野良猫」になるのですが、その道は厳しく、命の危険が迫ります。人に食事の世話をされ、家の中の環境で守られていた猫が、外の世界に出されるのは、命を失うリスクが、とても大きくなることを意味します。外で暮らす猫の平均寿命は3~4年、という説もあるそうですから、もともと外で生きる術を知らない飼い猫には、余計に厳しい、ということです。最悪なのは、飼い主がいなくなることにより「保健所に送られる」ことになって命を奪われるケースです。そうならないよう、飼い猫を看取ること、そして、万が一、猫が残るときのことを考えて「猫を託す」人を選んでおくことが必要です。

◆お別れの「形」は◆

では、家族として猫と別れ、見送るときには、どのような「形」をとるのでしょうか。私は我が子を送ったときには、ペットの葬儀をしてくれるお寺にお願いしました。なきがらをお寺に預け、家族でお寺を訪れ読経、火葬をしていただき、お骨を拾って自宅に持ち帰りました。今もお骨を側に置いて一緒に暮らしています。このような方法以外にも、見送る手段はさまざまです。次の記事で、具体的な例をいくつか挙げてご説明します。

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竹内緑水

竹内緑水

投稿者プロフィール

編集・ライティングの仕事13年目のフリーランスライター。猫と一緒に暮らして6年目の猫好き。仕事も猫も生きがいです。猫の専門家ではありませんが、友人知人に「あの人といえば猫好き」といわれるくらいには猫を愛していますので、猫の情報を集めるのは得意です。編集者・ライターは情報を整理してわかりやすく伝えるのが使命。たくさんの方に猫と暮らす素晴らしさと猫関連の役に立つ事柄をお伝えできたらと思っています。

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