
毎年、夏は蚊に悩まされますよね。「平熱が低い高齢者より、こどもを狙う」とか、「お酒や、甘いものが好きな人の血を好む」などと、言われますが注意が必要なのは人だけではありません。
暑い日の夕方に、窓を開けておくと、大きな蚊が入ってきて、部屋中を飛びはじめました。そして、人間よりもずっと体温が高い、「愛ちゃん」を見つけて、ラブコールを送ります。愛は、尖った耳で羽虫をあしらい、長い尻尾をたくみにさばいて、キスをされないように格闘します。
その姿は、コミカルなような、哀れなような、そんな情けない気持ちにかられました。
蚊取り線香をたくと、この闘いから、わずか数分で解放されるのですが・・・
●猫ちゃんは、蚊取り線香は嫌い?
ワンちゃんほどではないとしても、猫ちゃんの嗅覚は、かなり鋭いのです。だから、わたし達には「それほどでもない」蚊取り線香の匂いでも、フラストレーションが溜まってしまいます。そして、虫が逃げ出すくらいですから、猫ちゃんにとっても良いものではないですよね。
●ペット用を選ぶと安心
けれど、何もせずに刺されっぱなしも可哀想。人間よりも、ずっと体の小さな猫ちゃんは、一箇所だけでも、腫れあがり、患部が赤くなります。特に、皮膚の薄い耳は、狙われやすいパーツだといえるでしょう。
うっかり、蚊のブローチがついてしまったあとは、何度も、後ろ足で掻き毟っていますが、思うように「手」が届かない様子。
そんな目にあわせないためにも、対策が必要です。ですが、強い匂いや、効果が高すぎるものは、避けたいもの。
そこで、色々と見比べてみると、同じ考え方の「ヒト」は多いのでしょう。
「ペットがいる家庭向け」「犬・猫・鳥もOK」などというグッズも、発売されていました。これらは「殺虫目的」よりも、機械を設置している領域から、蚊が退散する効果があるようです。
ただ、スプレーや線香ではなく、メインは「電池式」や、「コンセントタイプ」がほとんどです。
わが家では、コンセントを差し込む蚊取りを買ってみました。線香のような即効性は期待していなかったのですが、「蚊がいて寝苦しい」「かゆい」という感情からは解放されました。
予断ですが、人を刺す蚊はメスだけなのです。産卵が近づくと、命がけで人間に近づき、栄養補給をするのだとか。そう考えると、できるだけ殺生は避けたいものですが、猫ちゃん、そして、皆様どう思いますか?
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