完全室内飼いはメリットいっぱい

野良猫、野良犬を保護するボランティア団体さんから、「愛ちゃん」を引き受けたとき、いくつか条件を提示されました。

「避妊手術を受けさせること」
「一年に一度のワクチン接種」
そして、一番大切なお約束は、「完全室内飼い」にするということでした。

現在は納得していますが、はじめは「用をたすのも部屋の中だし、庭に出て存分に狩りができないのは哀れ」だと思いました。
というのも、愛ちゃんの里親になる、二ヶ月前までいっしょに暮らしていた「ニャーリン」は、家の中と外が半分はんぶんの猫ちゃんでしたから。
雨や風に当たることなく、うちにずっといたら、ひ弱な猫ちゃんになってしまうのではないかと心配したのです。
しかし獣医師や、愛護団体などの動物の専門家が、室内飼いをすすめるのは理由がありました。

その1 感染症のリスク

むやみに、野良猫と接触すると蚤をうつされたり、病気になるリスクも高まります。
ダニのように、駆除すればもとの体に戻る場合もありますが、「白血病」や「エイズ」をもらうと、命にかかわります。ワクチンを接種して予防できる病はわずか数種類だけ。感染症の最大の予防法は、「病原体」を遠ざけることなのです。

その2 寄生虫の心配

鳥を追いかけたり、ネズミをつかまえるのは、古代から今日まで、猫ちゃんの本能です。けれども、せっかくしとめた獲物の体内には、おぞましい寄生虫がひそんでいるかもしれません。

その3 事故に遭わないために

現代は、車社会です。ワンちゃんにくらべて、猫ちゃんは、静止しているものが見えにくいという眼の構造上、交通事故に遭いやすいので注意が必要です。
考えてみると、「ニャーリン」がうちに来た頃(昭和末期)は、今とくらべると空き地や、緑が多く、交通量が少なかったものです。

つまり、猫ちゃんは、おうちから出ると、あぶないものだらけ。
人間と同居するようになり、自分で食料や寝場所を確保していた野生時代より、ずっと平均寿命ものびました。
せっかく、縁あって出逢った猫ちゃんだから、一秒でも、永く一緒にいたいものですね。”

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有友紗哉香

有友紗哉香

投稿者プロフィール

一九八二年 岡山県玉野市生まれ。 同市在住。
歌誌「短歌人」に「有朋さやか」の筆名で、毎月出詠中。

はじめての猫は、ジャパニーズ・ボブテイルの「ニャーリン」。
現在は、アビシニアン風のミックスキャット「愛」と同居しています。
ちなみに、有友が、愛ちゃんを飼っているのではなく、あくまでも、猫さんに飼ってもらっていると信じている、駆け出しライターです。

ブログ:山あり谷なしの読書体験記

http://yamaaritaninasi.seesaa.net/

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