
わが家のアイドル「愛ちゃん」との出会いは、インターネットです。
およそ、二十年連れ添った「ニャーリンちゃん」が腎不全で旅立ち、途方に暮れていました。ニャーリンとの思い出はたくさんあり、ほかの子をひきとるなんて、何だか不謹慎ではないかと胸がつまりました。
ところが、妹が新しい猫ちゃんとのお見合いの日取りを決めてしまっていたのです。
その① 「猫ちゃんとの出会いはweb?」
猫ちゃんとの出会いは、ペットショップに足を運ぶか、駅や公園で偶然の出会いを果たすか、ほとんど、この二パターンだと思い込んでいました。
ところが、パソコンを立ち上げて「猫 岡山」「保護 猫」などの、キーワードを入れて検索すると、かなりの件数がヒットします。
人間の都合で捨てられてしまった、猫ちゃんやワンちゃんの引き受け先をもとめて、動物愛護団体や、ボランティア団体が、ホームページを立ち上げているのです。
掲載されている子は、ミックスが多いですが、中には、ロシアンブルーやチワワといった「血統書」がついているような種類も見受けられます。
その② 「心地よく、猫ちゃんが暮らせるお家に」
たくさんのサイトがありますが、当時、生後ひとつきほどの愛ちゃんの写真を見て、「この子の里親になりたい」と、妹が興奮気味に話しました。
愛ちゃんを保護した女性のボランティアさんと、メールでやりとりを重ねて、ついに、面接の日程が決まります。
ショップで購入するのとちがい、猫ちゃんが幸せな一生をすごせるお家なのか、どんな家族がいるのかなど、人間側も試されるのです。
その③「小さないのちに対する責任」
部屋の間取りや、周囲の環境を確認してもらい、ボランティアさんのOKが出ると、契約書を交わします。
「必ず避妊手術と、年一度のワクチンを受けさせること」「完全室内飼い」というように、いくつかの条件を提示されました。
ショップで、買うのとはことなり、あくまで「小さないのち」の責任も一緒にを譲り受けた実感があります。
無料でもかまわないのですが、一般的には、これからの活動資金として、わずかばかりの謝礼を包むのが礼儀。愛ちゃんが来た日は、暑かったので、涼しげなゼリーも一緒にお渡ししました。
地域や、団体によってもことなりますが、「去勢手術」の費用を全額負担してくれたり、毎年のワクチン代無料のサービスが受けられる場合もあるようです。
大切なパートナーとの出会いは、二十四時間、パソコンでも、スマートフォンからでも、好奇心と行動力で開拓できますよ。
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